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コンセプトってなんだ!?

どうも、今日の担当はkujiraです。

タイトルから唐突にデカデカと書いておりますが、今回は「コンセプト」という単語について語りたいと思います。

 

そもそもコンセプトってなんだよ!って人の為に我が黒歴史企画書ファイルの中から一部分を引っ張ってきましょう。

(突っ込みどころ満載ですがそこは目をつっむってもらって……)

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ここにある「未来を書き換えるRPG」というのがコンセプトに当たります。

コンセプトの意味とは、直訳すると「概念」となるらしいですが、更に奥深くまで調べ、それを言葉にするとするのなら、

「物事の大元となる特長」

と、かみ砕けます。

つまり、企画に置いてコンセプトという言葉が指す意味とは、

「これはこういう企画です。」

と、一文でまとめられる「言葉」そのものがコンセプトという事になります。

上の企画書の場合にも、「このゲームは未来を書き換えるRPGです。」と一言でまとめる事が出来ますよね?コンセプトとはズバリこれに着きます。

 

さてさて、ゲームに限らず、企画を考える上で貴方は何処から構成を初めて行くのでしょうか?システムから?世界観から?キャラクターから??人によって組み立てのはじめは違うとは思いますが、

私が敢えて推しとするのならば、考えの出だしはコンセプトからだと思います。

何故かって?理論上それが一番簡単だからですよ。

ゲームの話になりますが、面白いゲームはコンセプト自体に面白さを秘めている物が大体です。コンセプトがつまらないゲームは余程の事が無い限り面白いゲームとはなりません。

雑ではありますが例に取ってあげてみましょう。

崖から落ちてくる石を一定時間交わし続けるゲームと

戦闘機を使って隕石を撃墜していくゲーム。

多少でも面白そうに感じるのはどちらでしょうか?

(まぁこれは言葉の力によるごり押しが酷いですが……もっと良い案が浮かんだら書き直したいと思います。)

面白いゲームといった物を考える上でコンセプトという物は無視する事が不可能な領域にあります。ならば、そこからゲームを作っていくのは当然の事ではないですかね?

(あくまで持論ですが)

 

その企画に画期的なオリジナリティが存在するかどうかも、「コンセプト」で全て決まってきます。

それは何故か?

オリジナリティを目で見える形にするのは、その企画の中の「システム」の部分です。

そして、そのシステムはコンセプトから生み出される物だからです。

 

では例に取って上記の「未来を書き換えるRPG」というコンセプトからシステムを生み出していきましょう。

 

始めに、「未来を書き換える」を具体的に考えていきましょう。

どうすれば未来が変わったのかを視覚的に表現できる物を「RPG」というジャンルの中から探していきます。

私はここで戦闘ログ、というRPGのシステムの部分を取りだしてきました。

「○○の攻撃!!△△に10ダメージ!!」

この部分です。

視覚的で効果的に「現在」の情報を伝える為のとても良いシステムだと思います。

ではここに、今回の企画の「未来を書き換える」要素を組み足していきます。

そのためにまずはこのシステム自体の大きな改造が必要となってきます。

この戦闘で起こっている事を文章として書きだすシステムは「現在」の事と「過去」起こった出来事を知る事が出来るシステムですが、「未来」の事を知る術はありません。

未来を書き換えるというシステムにはマッチしないように思いますが、至極簡単な方法で未来を書き換えるというシステムを組み込めることが出来ます。

ずばり、未来の事も書いてやればいい。です。

直感的で直線的でしょう?それでいいのです。

この戦闘ログのシステムの下に、未来に起こりうるであろう可能性の出来事を表示させておきます。

そこにプレイヤーが「起こりうるであろう可能性を変えられる」システムを追加するだけで「未来を書き換えるRPG」というコンセプトの上で作られたゲームが完成するのです。

いってしまえば「コンセプト」を一つ考え、それを分解し、思考し、当てはめて、改造する。

このサイクルを繰り返すだけで一つのゲームが形作られていくのです。コンセプトってすげえっ!!

 

コンセプトに関してはこんな感じです。

良いコンセプトが思い浮かばない?そんな貴方は常識に捕らわれすぎな可能性があります。

コンセプトなんてぶっちゃけた話なんでもいいんですよ。ランダムに取りだして来た単語2つを組み合わせた?大いに結構。それが貴方にとって少しでも気に入った要素があるのなら。その瞬間にそのコンセプトは貴方の子供も同然です!

丁寧に育ててあげれば自分なりの企画が完成します!ビバ!コンセプトライフ!

 

なお。ここには一切語られていない「ターゲットユーザー」の話をしようとするとこの話は全然別の方向に曲がっていきます……その話はまた追々話していく事にしましょう。

 

今日はここまで!!明日も……自分だと思います。以上kujiraでした!